コロナ禍でおうち時間が増えている昨今、
空いた時間を活用して資格を取りたいと考えている方は多くいらっしゃるのではないかと思います。
せっかく頑張って勉強するなら、就職・転職時に有利な資格を考えたいものですよね。
今回は、看護師・看護学生さんが+αで持っていると良い資格を紹介していきます。
メディカルアロマ検定・メディカルアロマセラピスト
看護師・看護学生でアロマの資格を取る方は非常に多いです。
私が通っていた看護学校でも、アロマの授業がありました。
アロマを用いたケアは、特に終末期ケアや高齢者のケア等を行う際
嗅覚を通して脳に刺激を与える点や、リラックス効果を得られる点で役に立つと考えられているからです。
私は在宅看護実習で、脳梗塞後遺症で意思疎通の取れない寝たきりの利用者さんに対して
アロマを用いて利用者さんの手浴・足浴を行いました。
アロマを用いた手浴・足浴は実習指導者からの評価も良く、ご家族の皆さんにも大変喜んで頂けました。
資格を取る事は自分自身のためにも繋がりますし、
看護師以外で活かせる資格を持っている事は面接の際のアピールポイントにもなります。
こちらの資格はオンラインで受験できるので、全国どこからでも受験可能なのも魅力な点です。
合格すると豪華な資格認定証ももらえます。
学生の皆さん、夏休みや冬休みを有効活用して役立つ資格勉強に充ててみませんか?
メディカルハーブセラピスト
アロマと同じく、医療機関でも注目されているのがハーブに関係する資格です。
こちらの講座では、医療現場でも注目されている統合医療の知識に特化しており、
日本統合医学協会が監修する幅広い知識を学ぶ事ができます。
現代の医療ケアでは、心の問題や生活環境など
その人を取り巻く様々な環境因子を包括的にケアするという事が必要とされています。
メディカルハーブの関連資格を患者さんのケアに活かす事で
より患者さんの心身に寄り添ったケアができるのではないでしょうか。
リラックスできるハーブの知識は、ハードな医療現場で働く自分自身の心を休めるためにも使う事ができると思います。
糖尿病療養指導士
糖尿病の患者さんに対して、患者さん自身が糖尿病の正しい知識や技術を得られるよう
指導をする医療スタッフのための資格です。
特に大きな急性期病院や回復期リハビリ病院では、一定数の糖尿病療養指導士資格を持ったスタッフの育成が推奨されるほど
現場から非常に求められる資格です。
私が勤めていた急性期病院でも、糖尿病療養指導士資格を取得するための委員会活動がありました。
この資格を取得する事で、他のスタッフからも一目おかれる存在になるかもしれません✨
教材もアプリ付きにも関わらず、手頃な金額ですので気になる方は挑戦されてみてはいかがでしょうか。
※受験資格には制限がありますので、公式サイトでの確認をお願い致します。
急性期ケア専門士
急性期ケア専門士とは、急変時対応やアセスメント、医師への状況報告など幅広い知識を有し、
急性期ケアや患者さんの急変時、的確に対応する能力を備えた医療スタッフのための資格です。
活動の場は病院だけでなく、地域医療にも広がっており
こちらの資格を持っている方には幅広い分野での活躍が期待されています。
リンク先では日本急性期ケア協会の公式テキストが販売されています。
公式テキストですので他のテキストよりも試験の的を得た内容となっております。
終末期ケア専門士
終末期(ターミナル)ケアとは、病気や老衰などで死期が近いとされた方々に対して、その方が最期まで自分らしく生きられるよう支援しながら日々の生活をサポートする事です。
こちらのサイトでは、日本終末期ケア協会の公式テキストを取り扱っています。
公式テキストのため、試験内容に的を得た内容で実際に受験された方からも好評です。
ターミナルケア病棟で働かれている看護師の皆さんや、ターミナルケアに興味のある方は
看護師資格+αでご検討されると良い資格です✨
尚、受験資格には臨床経験に関する制限があります。
・看護師:臨床経験2年以上
・准看護師:臨床経験3年以上
・介護福祉士:臨床経験2年以上
・介護士:臨床経験3年以上
※介護士と介護福祉士それぞれの臨床経験が満たなくても、合算して3年以上あれば受験可能
上記では看護系・介護系の資格についての条件を書いていますが、
医師、リハビリ専門職、技師、栄養士など他の医療系資格をお持ちの方も幅広く対象とした資格です。
詳しくはホームページをご確認下さい。
認知症ケア専門士
平均寿命の延伸により、日本では認知症を抱える高齢者の方も増えています。
認知症ケア専門士は、認知症の患者さんに対する深い知識やケア技術を要しているという証明になります。
認知症患者さんのケアに携わる医療スタッフのための資格です。
老人保健施設などの介護現場ではもちろん、
急性期病院や慢性期病院・回復期リハビリ病院での入院患者さんの中にも
認知症を抱えている方が多くなってきている事から、
幅広い医療現場で求められている資格です。
※受験資格には制限がありますので、公式サイトでの確認をお願い致します。
呼吸療法専門士
日本では他の先進国に比べ、国民の喫煙率が高く
COPD(慢性閉塞性肺疾患)や肺癌後遺症、喘息など
呼吸器に問題を抱えている患者さんも多くいらっしゃいます。
呼吸療法認定士は、そのような方々に呼吸療法を指導する医療スタッフのための資格です。
糖尿病・認知症と同じく医療現場からの需要の高い資格です。
※受験資格には制限がありますので、公式サイトでの確認をお願い致します。
今回は、看護師・看護学生が+αで取得すると良い資格についてまとめました♪
就職・転職に有利な資格をお探しの看護師・看護学生の皆さん、
空いた時間を有効活用してこの機会に資格の勉強を始めてみませんか?