看護師国家試験まで残り1週間を切りました。
今年受験される方々は、試験に向けて今頃追い込み学習をされている頃でしょうか。
今年の試験まではもう少しになりましたが、今回は来年以降受験される方への参考に
追い込み期間やその際の学習についてお話しようと思います。
もう少し早くこの記事を挙げれば良かったですよね( ノД`)シクシク・・・
↑こちらのノートは、はるさんが実際に国家試験対策講義を受けてまとめたノートです。
要点のみがまとまっており、大好評でしたので追い込みにオススメです!
看護学生が国家試験の追い込み期間に知っておくべきこと
① 国家試験の概要と重要性
国家試験は、看護師としてのキャリアをスタートさせるための大きな一歩です。
試験の構成や出題範囲を理解することは、効率的な学習計画を立てる上で非常に重要です。
試験は、基礎看護学、成人看護学、老年看護学、小児看護学、母性看護学、精神看護学、地域看護学など、幅広い分野から出題されます。
追い込み期間には、これらの分野を網羅的に復習し、特に苦手とする分野に重点を置くことが大切です。
また、試験の重要性を自覚し、合格に向けてのモチベーションを高めることも重要です。
友人や家族からのサポートを受けながら、目標に向かって努力を続けましょう。
② 学習計画の立て方
効果的な学習計画は、国家試験の追い込み期間における成功の鍵を握ります。
計画を立てる際には、自分の学習スタイルや生活リズムを考慮することが大切です。
まず、試験までの残り期間を確認し、各科目をどの程度の時間割り当てて復習するかを決めましょう。
また、毎日の学習時間も設定し、リアルな目標を立てることが重要です。
短期間での集中的な学習が必要になるため、休憩時間も計画に含め、過度なストレスを避ける工夫をしましょう。
さらに、進捗状況を定期的にチェックし、計画を見直す柔軟性も持つことが大切です。
③ 効率的な復習方法
追い込み期間中の効率的な復習方法には、過去問題の解析や要点のまとめ、グループ学習などがあります。
過去問を解くことで、試験の傾向と対策を把握することができます。
また、重要なポイントをノートにまとめることで、記憶の定着を促進します。
さらに、友人とのグループ学習は、互いに知識を共有し合い、理解を深めるのに役立ちます。
これらの方法を組み合わせることで、限られた時間の中で最大限の成果を上げることが可能になります。
自分に合った学習方法を見つけ、積極的に取り組みましょう。
④ 心理的ストレスの管理
国家試験の追い込み期間は、多くの学生にとってストレスが高まる時期です。
ストレスを適切に管理することは、心身の健康を保ち、集中力を維持するために不可欠です。
リラクゼーション技法、趣味の時間、適度な運動など、ストレスを軽減するための方法を見つけましょう。
また、過度なプレッシャーを感じたときは、信頼できる友人や家族、指導教員に相談することも大切です。
自分一人で抱え込まず、周囲のサポートを積極的に求めることで、心理的な負担を軽減することができます。
⑤ 過去問の活用法
過去問を活用することは、国家試験対策において非常に効果的です。
過去問を解くことで、試験の形式や出題傾向を理解し、自分の弱点を明確にすることができます。
過去問を解く際には、時間を測りながら実際の試験と同じ条件で取り組むことが重要です。
間違えた問題は、解説を読み込み、理解を深めるようにしましょう。
また、過去問を何度も繰り返し解くことで、知識の定着を図り、自信を持って試験に臨むことができます。過去問を最大限に活用し、合格への道を切り開きましょう。
⑥ 模擬試験の使い方
模擬試験は、実際の国家試験の雰囲気を体験し、自身の実力を試す絶好の機会です。
模擬試験を受けることで、試験時間の管理や問題へのアプローチ方法を学ぶことができます。
また、模擬試験の結果を分析することで、自分の弱点が明確になり、残りの追い込み期間での学習方針を立てやすくなります。
模擬試験は、試験に対する不安を減らし、実際の試験でのパフォーマンスを向上させるためにも有効です。
積極的に模擬試験を利用し、試験当日に最高の状態で臨めるよう準備しましょう。
⑦ よくある間違いと対策
国家試験の追い込み期間には、特に注意すべきよくある間違いがいくつかあります。
最も一般的なのは、焦って範囲を広げすぎることです。
この時期に新しい内容を学び始めると、既に学習した内容の復習時間が減ってしまい、知識の定着が妨げられます。
また、休息をおろそかにすることも避けるべきです。
十分な休息は、効率的な学習と記憶の定着に不可欠です。
さらに、過去問題の解答を暗記することに頼りすぎるのも問題です。
理解を深めることなく暗記に頼ると、似たような問題でも対応できなくなる恐れがあります。
これらの間違いを避け、計画的に学習を進めることが、成功への鍵となります。
国家試験を乗り越えるためには、色々考えないといけない事がありますね><
学習的な対策も大事ですが、国家試験を乗り切るためのモチベーション維持やメンタル面での管理も大切になってきます。
看護学生が国家試験を勝ち抜くために必要な事
① モチベーションの維持と向上
国家試験の追い込み期間中、モチベーションを維持し向上させることは、学習効率を高める上で非常に重要です。
目標を細分化し、小さな達成感を積み重ねることがモチベーションの維持につながります。
また、自分へのご褒美を設定することも効果的です。
例えば、一定の学習目標を達成したら、好きなスイーツを食べるなど、小さなご褒美を用意することで、学習意欲を刺激します。
友人や家族からの励ましも、モチベーションを高める大きな力となります。
自分にとって最適な方法を見つけ、ポジティブな学習環境を作り出しましょう。
② 焦りと不安の管理
追い込み期間中の焦りや不安は、多くの看護学生が直面する心理的障壁です。
これらの感情を管理するためには、リアルな目標設定と進捗の可視化が有効です。
自分がどれだけ学習を進めてきたかを振り返ることで、自信を持つことができます。
また、瞑想や深呼吸などのリラクゼーション技法を取り入れることで、心を落ち着けることができます。
不安が強いときは、信頼できる人と話をすることも心の負担を軽減します。
自分に合った方法で、焦りや不安をコントロールしましょう。
③ 自己効力感の高め方
自己効力感を高めることは、追い込み期間の学習効率を向上させる上で重要です。
達成したことを記録し、自分自身の成長を確認することで、自己効力感を高めることができます。
また、困難な課題を小さなステップに分け、一つ一つクリアしていくことも効果的です。
成功体験を積み重ねることで、自分に対する信頼感が増し、より困難な課題にも前向きに取り組むことができるようになります。
自己効力感を高めるためには、自分自身の努力を認め、ポジティブなフィードバックを自分に与えることが大切です。
④ 周囲からのサポート
追い込み期間中には、周囲のサポートが非常に重要になります。
友人、家族、または学校の先生など、信頼できる人々からのサポートを積極的に求めることが、ストレスの軽減につながります。
グループ学習を組織することで、学習のモチベーションを互いに高め合うことができますし、理解が深まることもあります。
また、メンタルヘルスの専門家に相談することも、心理的な負担を軽減する一助となります。
適切なサポ―トを求める事で、国家試験の追い込み期間を乗り越える力を得ることができます。
個人的には④が一番の要かなと思います。
国家試験勉強で悩んだり行き詰ったりしたとき、
相談できる家族や仲間の存在は大きいです。
国家試験勉強では、孤独感を感じない事や孤立しない事が大切なのですね。
よく、授業も実習も無くなって「後は国家試験のみ!」という状態になると
学校に来なくなる方が居るのですが
そういう方は落ちる確率も高くなる傾向にあるのでオススメしません。
「学校に行ってもどっち道自習室に籠って国試勉強やるだけなんだから、家でやっても一緒じゃん!」
と思われるかもしれませんが、
学校に来ないと、皆が過去問をまわしあったり、有料の国家試験対策講義を受けた情報を共有している時に
その場に居ない可能性が高くなるため、「皆が得られている情報が一人だけ貰えない」なんて事もあります。
授業や実習がなくなっても、ひとまず学校には毎日通うようにしましょう。
友人とも積極的に情報共有し、万全な状態で国家試験に臨めるようにしましょうね。
看護師国家試験オススメ対策!
大手の看護師国家試験対策校である「東京アカデミー」や「さわ研究所」の有料講義は大変オススメですが、
かなり値が張るのも事実です。
私は、お金が掛かっても受ける価値があると思い、申し込みました。
少なくともこちらの2校は、何年も看護師国家試験を組織で研究してきた「その道のプロ」の方々が授業内容を構成し、教えているため間違いがなく
実際、講義の内容は素晴らしいものでした。
私は看護学校に案内が来ていたので、そちらで申し込みましたが
直接の申し込みもできるかと思います。(各団体にご確認下さい。)
講義の料金は学生には少し高額となりますが、
講義で教えられる内容は的を得ており、かなり参考になるので
どうにかしてお金が工面できる方は申し込まれる事をオススメします。
看護師国家試験対策講義を受けたいけれど、
「東京アカデミーやさわ研究所のような大手はやはりお金が高くて難しいよ!」と言われる方は、
比較的割安で受講できるこのようなサービスもあります。↓
比較的割安な看護師国家試験対策講義についてはこちら!
金額が大手よりも割安で、一度のお支払で全ての講義動画が見放題になりますので
分からなかったところや、理解の足りなかったところを何度も復習する事ができ、オススメです。
大手の看護師国家試験対策講義は録画や録音を禁止されておりますので、
好きな時間に、好きなタイミングで、好きなだけ何度も見返せる動画形式の講義というのは本当にありがたいポイントですね。
国家試験後のリカバリーとキャリア計画
① ストレス回復方法
国家試験の追い込み期間後は、心身ともに疲れていることが多いです。
適切なリカバリー方法を取り入れることで、ストレスからの回復を促進することができます。
リラクゼーション、趣味の時間、友人や家族との時間を過ごすことは、心のリフレッシュに役立ちます。
また、適度な運動は、ストレスホルモンの減少に効果的であり、睡眠の質の向上にもつながります。
自分に合ったリカバリー方法を見つけ、心身の健康を取り戻しましょう。
② 合格後の進路計画
国家試験に合格した後は、自分のキャリアパスを真剣に考える時期です。
看護師として働きたい環境や専門分野を検討することが重要になります。病院、クリニック、地域医療、特定の専門分野など、看護師としての道は多岐にわたります。
自分の興味や強みを生かせる場所を選ぶことで、充実したキャリアを築くことができます。
また、継続教育や資格取得の計画も立て、専門性を高めることで、より多くの機会を得ることができます。
③ 看護師キャリアデザイン
看護師としてのキャリアデザインは、自分自身の価値観や目標に基づいて行うべきです。
長期的な視点でキャリアプランを立てることで、自分が目指す看護師像に近づくことができます。
例えば、専門看護師や認定看護師を目指す場合、そのための継続教育や実務経験が必要になります。
また、海外での勤務を目指す場合は、その国の言語や文化を学ぶ必要があります。
自分のキャリアに対する情熱を持ち続け、積極的に学び、成長することが大切です。
④ 継続教育と専門性向上
看護師としての専門性を向上させるためには、継続教育が不可欠です。
最新の医療知識や技術を学び続けることで、質の高い看護を提供することができます。
継続教育は、オンライン講座、セミナー、ワークショップなど、様々な形で提供されています。
自分の専門分野に合った継続教育を選び、積極的に参加することで、キャリアの可能性を広げることができます。
また、専門性を高めることは、患者さんへのより良いケアにつながり、看護師としての満足感にも繋がります。
キャリアプランについては下記の記事も参考にしてみて下さい。
今回は、看護師国家試験までの追い込みについて&国家試験合格後のお話もちょこっと書いてみました。
国家試験までもう少しとなりますが、
今回の国試を受ける方々、是非頑張って下さい・・・!
そして試験の後はまずは自分自身をいたわってあげて、今まで我慢してきた好きな事を沢山する時間をとって下さいね。