前記事で春から新人看護師さん向けに5冊の本を紹介しましたが、前記事は主に外来・病棟の看護師さん向けの記事でしたので
こちらの記事では「手術室」に新規配属になった看護師さん向けのお勧め本を紹介していきたいと思います。
↓病棟・外来の新人看護師さん向け記事はこちら
私は、総合病院で手術室看護師として働いています。
下記の本は全て自分で手に取って良かったと思う本をお勧めしています。
手術室の器械・器具
こちらは「オペナーシング」という手術室看護専門雑誌の2017年の秋季増刊号なのですが
手術室の器械や器具を覚えるにあたって、非常によく使える一冊です。
全ページカラーで、171種類の器械・器具について解説してあります。
手術室看護師の第一歩は手術に使用する器械や器具を覚えるところからです。
この器械・器具の本は初めて手術室看護を学ぶ看護師にとってはマストアイテムです!
手術看護の“まずはこれだけ!”ブック
手術室の基本からしっかり解説してあり、「初めて手術室看護を経験する」という方には分かりやすい一冊です。
器械出しや外回りの看護の基本、先輩からの質問などなど…初学者の「なぜ?」が分かる本になっております。
「手術室の器械・器具」と同じく、オペナーシングという雑誌の本で、併せて持っておきたい一冊です。
手術室ナース1年生 自分でつくれるはじめての看護ノート
こちらは、自分で書き込んでいくタイプのワークブックです。解答もきちんとついております。
自分で書き込んでいく事で、手術室看護師に必要な基本や知識が身に付きやすい一冊となっております。
手術室看護師1年目の皆さんに是非オススメしたいです。
手術室だけでなく様々な診療科に特化したものが出版されており、私は循環器、脳神経外科、消化器外科、整形外科、手術室のものを購入しました(*’▽’)
はじめての手術看護
タイトル通り、こちらも手術室看護初心者さん🔰のための本です。
カラー写真が豊富に使われており、視覚的に分かりやすいです。
看護の手順、注意点や根拠、観察すべき項目などの基本について解説されています。
これから手術室看護を学ぼう!と思う方にオススメの一冊。
先輩ナースが書いた手術看護ノート
「先輩ナースが書いた」シリーズの手術室看護版です。
実際に先輩オペナースの経験をもとに書かれているため、新人オペナース🔰が覚えるべき要点が簡潔にまとめられています。
診療科別のポイントなどもあり、様々な診療科の患者さんの手術が来るオペ室の新人さんにはとてもありがたい本だと思います。
手術室に配属ですか?!
こちらも、初めて手術室に配属となる方に手に取って頂きたい一冊。
外回り・器械出しそれぞれの視点から見た知識やコツなどが書かれています。
手術室看護師に最低限必要な知識を重点的に学習できる本だと思います。
ねじこの秘密手技#
前記事でも紹介しました、現役医師であり漫画家でもある森皆ねじこ先生の
「ねじこの秘密手技」シリーズ3作目。オペ室・ICU編です。
前作と同様に可愛いイラスト付きで細かく描かれており、基本が頭に入りやすい一冊です。
一部、研修医向けの内容も出てきますが、器械出しでは医師に器械や器具を渡す為
器械出しNsから器械を受け取る側の医師の視点に立ってみる事もできる、非常に貴重な本です。
そういった点では数ある手術室看護師向けの本の中でも、他に類を見ない一冊だと思います。
本当はまだまだオススメしたい本が沢山あるのですが、
今回は、「手術室に初めて配属になる方には必ず読んで頂きたい!」と思うものに限定して書かせて頂きました。
新しく手術室に配属になる新人看護師さんの参考にして頂けたら嬉しいです(*’▽’)