今回は、看護学校での英語学習についてのお話です。
え、英語!?
看護学生にも英語の授業があるんですかー?
看護学校にも英語の授業はあるよ。
私が通っていた大学では1年生~3年生まで英語の授業が必須だったよ~
※英語の授業の難易度については、学校によって様々です。
私の妹も看護師ですが、妹が通った学校では英語の授業は「I have a pen」レベルだったようです(;・∀・)
↓ちなみに私が通っていた大学ではこんな下記のような感じでした。
1年生の英語の授業
・ブラックジャックの漫画が出てくる医学英語の教科書(結構なレベル)での授業。
↓この教科書。(※使用する教科書は毎年変わっていたようでした。)
・病院の各診療科・外来で使われる英語などから始まり
具体的な疾患や治療、検査などについても英語で書かれています。
・日本人英語講師(海外在住歴20年以上)の授業でしたが、
看護学生さんは基本的に英語が苦手な方も多いようで、この1年生の英語の授業では毎年、学年の60%以上の学生が筆記試験不合格になるという…うちの学校では全教科中最高難易度の授業でした(;・∀・)
・1つ上の学年の先輩には10回以上再試になった学生も居たとか。
(※この再試10回事件を受けて、うちの学校では以降の全ての授業「再試験は2回まで」と規定されました。再試でも2回落ちると、単位認定できない為、来年度履修という事に…)
・私の場合は幸い英語圏への留学経験があった事もあり、英語の単位を落とす心配はしていませんでしたが、それでも予習・復習が滅茶苦茶大変だったので、英語が出来る友達を集めて精鋭を作り、協力もとい「共闘」してましたね…!
・授業前は私のノートがコピーで全員に回ってました(笑
・でも、この授業で使われた教科書については秀逸で、疾患や症状について物語形式で紹介+コラムで物語とは違う疾患・症状についても多数紹介されているのが分かりやすく、よくこの本を選んでくれました!という印象の本です。CDも付属していて、発音もバッチリです!
・正直、看護師が病院で使用する英語について学ぶ本でコレ以上の教科書は無いなって思いました✨
・母国語として英語を話す患者さんへの対応が不安な看護師さんや、近い将来に医療留学を考えているような学生さんには、是非手にとって頂きたい一冊だと思います。
・また、別記事でも書きましたが電子辞書は持っておいたほうが良いです。購入するなら「医学書院」というメーカーのものがオススメ。
医学書院の物なら、高価な最新版でなくても大丈夫です。型落ちモデルや中古品でも充分使えますので、一つ持っておく事をお勧めします。
2年生の英語の授業
・スピーキング&コミュニケーション
・ネイティブの英語講師を招いて、主にスピーキングに特化した医学英語の授業。
・実際に病院の外来や病棟で使用される英語などを話しながら覚える授業。(講師のオリジナル教材)
・筆記試験も全て英語。TOEICテストが記述式になったような感じ。
・授業中に日本語で話していたら「English ONLY」と注意される。
3年生の英語の授業
・臨床医学英語についての授業。
・日本人英語講師(海外在住歴20年以上)の授業/1年の時とは違う先生による授業。
・臨床で使用される英会話や、海外の先進国の病院について英語で学ぶ授業。
・単位認定試験は、「生徒同士でグループを作り、講師が英国圏の新聞社の医療系記事の中からランダムで選んだ記事について英語でプレゼンテーションを行う」というものでした。
・新聞記事は1グループ1記事をクジ引きで決めました。内容としては
「オピオイドの有害作用について」
「精神科における包括的●力防止プログラム(CVPPP)について」※禁止ワードの可能性がある為、一部伏せています
など、非常に具体的な題材で幅広い考え方のできるような内容が、主に題目として選出されていました(;・∀・)
ちなみに私のグループは上記のうちのCVPPPについてプレゼンし、全員単位を頂けました(*^_^*)良かった、良かった><
繰り返しますが、英語の授業に関しては学校によってカナリ違います。
同じ学校の先輩と仲良くなって、色々情報収集されるのが良いかもしれません。
ところで、私はずっとオンライン英会話で1日30分間、毎日英語のレッスンをしてました。
それについてもまた別記事で詳しくお話しようと思います。