オススメ勉強本の紹介は以前からしていますが、
今回の記事では、勉強本ではない純粋な読み物の紹介をします。
勉強本では無いと言いつつも、病院での話や、珍しい疾患の話が出てくる書籍もあり
看護師&看護師を目指す学生さんには楽しんで読んで頂けると思います。
はるさんは本好きで、これまでにも様々な本を読んできましたが
数年前に知念実希人先生という素晴らしい作家様の作品に出会えたので
今回は、知念実希人先生の書籍から厳選して紹介します。
天久鷹央の推理カルテシリーズ
オススメ度:
知念実希人先生の『天久鷹央の推理カルテ』シリーズ。
ジャンルが医療ミステリーで、不可解な症状に苦しむ患者さんの病状を
主人公で内科研修医の小鳥遊優と、統括診断部 部長の天久鷹央が解き明かしていく・・・というストーリーです。
著者の知念先生も現役の医師で、医療者の視点から見ても読み物として非常に面白く
毎巻、一気に読んでしまいます。
病院の背景や登場人物の心情描写などにも惹き込まれる魅力が満載です・・・!
表紙が『涼宮ハルヒの憂鬱』や『灼眼のシャナ』で有名な、いとうのいぢさんのイラストなのも目を引きますよね!
普段、「本は読まないよ」って方にもライトノベル感覚で気軽に手に取って頂きたい一冊。
『天久鷹央の推理カルテ』シリーズは、怒涛の7か月連続刊行!を公式宣言されています。
今から超のたのしみ!!
ちなみにはるさんはコチラの『天久鷹央の推理カルテ』シリーズは全巻持っています!
知念先生の作品を沢山読んできた方だとお気づきの方もいらっしゃると思いますが
ここで出てくる主人公の小鳥遊優先生は、知念先生の他の作品にもちらほら登場します(笑
祈りのカルテシリーズ
オススメ度:
2022年に『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』というタイトルで
玉森裕太さん主演でドラマ化もされた作品シリーズの新刊です。
↑ドラマを見ていた方へ:こちらの作品はドラマで描かれたストーリーの主人公のその後に焦点が当てられています。
↓ドラマになったほうの話はこちら
「カルテが全て教えてくれた」という主人公のセリフが印象的で
カルテを通して、患者の秘密や嘘を主人公が優しく見破っていくという
なんだかほっこりする話もあり、心に訴えかける話もありのストーリー展開です。
(ドラマ公式の紹介では、このようなストーリの事を「ハートウォーミング・ミステリー」というらしいです。知りませんでした・・・!)
硝子の塔の殺人
オススメ度:
私が知念実希人先生を知るきっかけになった書籍です。
生まれて初めて「本を読んで腰を抜かす」という経験をしましたwww\(^o^)/
ストーリー展開に超絶ビックリした作品です。
冒頭で、「主人公の医師が殺人を犯した事が名探偵にバレて拘束される」という話になっているので
主人公の思考や、その過程などが明らかにされていくタイプのストーリーだと思っていたのですが・・・!?
恐らく、想像の斜め上を行く展開に誰もがビックリする事と思います。
ジャンルはミステリーで、上の2作品と比べて医療要素は少な目ですが、
知念実希人先生の作品の中では一番にオススメしたいくらい素晴らしい作品です。
個人的に是非とも映像化して欲しい作品No.1✨
この本、私は既に1人で6冊以上購入しています(笑
本やミステリーが好きな友人たちに多数布教中です\(^o^)/
雪景色の中の「硝子の塔」という謎めいた閉鎖空間で起こるミステリーという所にも
背景としての魅力が充分に備わっていますよね・・・!表紙が綺麗!
ヨモツイクサ
オススメ度:
医療ミステリーというジャンルを確立されている知念実希人先生の作品シリーズから、
2023年にバイオホラーが出ました!
このブログでは出来る限りネタバレをしないようにしていますが、
上で紹介した『硝子の塔の殺人』と同じく、
誰かに話したくなる&読んだ人と内容について語り合いたくなる作品です(笑
私が読んで腰を抜かした『硝子の塔の殺人』のような凄い驚きを予想していたのですが
こちらも想像をはるかに超えてきました(;・∀・)
インパクトで言うと『硝子の塔の殺人』以上かもしれません・・・(!?)
この話が現実に起こったら・・・と思うと本当にゾクッとします。
読むたびに新しい発見のある知念実希人先生の作品という事で、
こちらの著者様を初めて知った方にはもちろん、知念先生の過去作を読んで気になってる方には是非読んで頂きたい作品です・・・!
死神と天使の円舞曲
オススメ度:
『優しい死神の飼い方』『黒猫の小夜曲(セレナーデ)』に続く、死神シリーズです。
動物の姿を借りて人々に干渉する死神の話。
シリーズものですが、こちら単体でも充分楽しめます。
ですが、こちらの記事で初めてシリーズを知った方にはできれば
過去作である『優しい死神の飼い方』『黒猫の小夜曲(セレナーデ)』を先に読んで頂きたいです。
↑こちらが、過去の2作品になります。
最新作も素晴らしいですが、過去作品から読んでいく事で
作品の世界観に対する理解がより一層深まると思います。
真夜中のマリオネット
オススメ度:
ジャンル的にはクライムサスペンス。医療要素は弱めですが
主人公は救急医の女医さんです。
この女医さんが救う事になる少年との関わりが、ストーリでの重要なカギになっています。
他でこのようなジャンルの本をあまり読んだ事がなく、
すごく斬新で新鮮なイメージを受けました。
そして硝子の塔の殺人や天久鷹央他、他作品を見た感じでもなんとなーく思ってましたが
知念先生、車好きなのかなぁと(笑
作品中に時折、カッコイイ系の車が登場しています。
知念先生の作品はどれも素晴らしく、
他にも多数紹介したい書籍があるのですが
全部書いていると筆が止まらなくなりそうなので
今回はこの辺りにしておきます(笑
知念先生の作品、ここに紹介しきれなかった素晴らしい作品も多数ありますので
当ブログ読者の皆さん、良かったら作品開拓してみて下さいね!