多くの4年制の看護学校では、大学3年生時に『領域別実習』という実習が行われるのですが、
並行する成人看護学実習に加え、次のような領域別の実習が行われます。
*母性看護学実習:助産師さん指導の下、産科病棟・助産院等で新生児とその母親の看護について学ぶ。
*精神看護学実習:精神科病棟や精神科デイケア等で精神疾患を抱える患者の看護について学ぶ。
*在宅看護学実習:訪問看護ステーション、地域包括支援センター、居宅介護支援事業所などで、在宅で療養する方の看護について学ぶ。
*老年看護学実習:老人保健施設、サービス付き高齢者住宅、デイサービス、デイケア等で老年期の患者の看護を学ぶ。
*小児看護学実習:小児科病棟、療育センターで病気や障がいのある子どもの看護、保育園や幼稚園で健康な子どもについて学ぶ。
このなかでも小児看護学実習に含まれる保育園実習は、
大変な領域別実習が続く看護学生にとっては少し嬉しい実習なのでした。
それは、次のような理由からです。
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今回は、看護学校で行われる領域実習というものが
どういった実習なのか?という所についてのお話でした。
看護関連に携わった事の無い方々には、こう聞いても
いまいちピンとは来ないかもしれませんね(;・∀・)
看護の対象となる方の疾患や年齢、背景は様々なので
領域実習ではそういった異なる領域の対象者についての看護を学びます。
学生の皆さん、領域実習のコツについては下記の記事もご参照下さいね。
いずれは他の領域のコツについても少しずつまとめていきたいと思います。